外壁塗装会社所在地の確認でわかること
外壁塗装業者選びは慎重に行う必要があります。大企業であっても地方の営業所や事業所が塗装を担当すると雰囲気や仕事のやり方などにも違いが出てくるでしょう。
塗装業者選びの中でも「会社所在地の確認」は、忘れてはいけない重要なチェック事項であるといえるでしょう。
パンフレットや名刺に記載の住所だけで判断しない
店舗や事業所、営業所などに一度も足を運んだことがない場合は、面倒であっても会社所在地に実際に足を運んでどんな人が働いているのかを含めて、会社の雰囲気やイメージを感じ取るようにしましょう。
派手な広告宣伝を行っている企業ほど、実態とイメージがかけ離れている場合があります。
また、営業中心の中小企業や個人事業主の場合は、レンタルオフィスなどを拠点に仕事をしていることがあります。
電話やメールで連絡が取れることを確認するのは当然ですが、実際には存在しない住所が名刺に記載されていることがあります。連絡が取れなくなることもありますので、必ず会社の所在地の確認を怠ることのないようにしましょう。
念のため訪問業者の会社所在地も確認
訪問業者の場合は、名刺やパンフレットに記載された住所が塗装工事業者だけの場合があります。
大手企業の名前を使って契約を取る悪徳業者の場合もありますので、契約前に冷静になって、会社所在地に電話確認や在籍確認を行う必要があるでしょう。すぐに契約を結ぶことないように、実際に事務所に出向いて話をすることに切り替えるなどの機転を利かせるべきです。
個人事業主でも訪問営業を請け負っている場合があります。契約や工事のトラブル時には、営業会社に責任があるのか、塗装業者に責任があるのか、でもめることがあります。責任の所在をはっきりさせるためにも塗装工事業者から直接来ているスタッフに契約や工事の話をしたほうがいいでしょう。
お近くに自社の施工実績があると信頼度が高い
同じような塗装業者でも、お近くに事務所や事業所があって、地元での仕事の実績が多い業者が信頼できます。会社所在地だけではなく、パンフレットやホームページに記載の施工実績を確認できる場合は、その企業への信頼度などもアップします。
自社施工の場合は、施工実績の他、事務所内なども案内してもらえることがあります。最新の技術やテクノロジーなども紹介されていることがあります。
このように、会社所在地に実際に足を運んでみると、会社全体の仕事に対する取組み姿勢などが自分の目で確認できるというメリットがあります。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。