シャッターは塗装するべき?

2025年05月10日

シャッターはDIYでも塗装できますが、錆びが出て汚くなった古いシャッターは寿命ですので交換してください。

今回は、気分転換やメンテナンスでシャッターを塗装する場合の注意点について解説していきます。

シャッターを塗装する理由

シャッターは、金属製の丈夫な素材でできていますが、開け閉めのために伸縮しやすいようになっています。

塗装されたシャッターが動くと、耐久性の高い塗料であっても、塗膜が剥がれやすくなるのは当然です。表側は屋外に面しているので、雨や風の影響で衝撃を受け、錆びも発生しやすくなっています。

設置から10年もたてば鉄製のシャッターには錆びがみられるようになります。

シャッター塗装で注意する点は、厚塗りにならないようにすることです。

こうした理由から、シャッター塗装に慣れた専門業者に塗装を依頼し、ローラーや吹き付け塗装などで、薄く均一に塗装してもらったほうがいいでしょう。

シャッター塗装は、専門業者が施工しても6万円以内の予算で施工可能です。(戸建て住宅の車庫のシャッターなど)

シャッター塗装の注意点

シャッター部の塗装は、何度も開け閉めするので剥がれやすいということを知っておきましょう。

プロの塗装であっても、短期間で剥がれることもあります。

特に厚塗りすると、シャッターを巻き取る時に塗装がくっついて動かなくなってしまうことがあります。

電動シャッターは、故障すると修理しなければなりません。簡単に塗装できたとしても、駆動部分の故障には注意しなければなりません。

シャッターに大量の錆びが出ている場合は、塗装よりも交換が必要です。塗装が不要で錆びにくいアルミ製のシャッターなどに交換したほうがいいでしょう。

シャッターの塗装方法

・錆び落とし

ケレンと呼ばれる下地処理を行います。錆び落としのことです。

ワイヤーブラシやサンドペーパーを使って丁寧に錆びを落としていきます。

下地処理はとても重要です。錆びの広がりを防ぎ、塗料がしっかりと付着するようになります。

金属製の素材への塗装前には必ず必要な作業です。

最後には洗浄して錆びの粉などを洗い落とします。

・養生

マスキングテープやビニールを使って塗装しない箇所を保護します。塗装後の仕上がりに影響します。

・下塗り

最初の塗装は、下塗りです。錆び止め入りの塗料を使い、中塗り、上塗り塗料が付着しやすいようにします。

塗装は、外壁塗装などと同じように下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。各工程で塗装の後には必ず3~6時間程度の乾燥時間が必要です。塗りムラや塗膜を均一にするために、塗料を3回も塗り重ねています。

上塗り塗料は、水性のウレタン塗料がよく使われています。鉄部に最適で、臭いの少ない塗料です。

その他の注意点

風が少なく、人のいない日に塗装してください。戸建て住宅のお庭なら問題ない場合でも人通りの多い商店街では、人が少ない休業日に塗装をしたほうがいいでしょう。

塗装時は、上から下に向かって塗っていきますが、可動部は刷毛で薄塗りします。ローラーはその他箇所の塗装に使います。

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