時間が経つと外壁はなぜ汚れる?

2024年10月20日

建物の外壁は、耐久性の高い塗料で塗装しただけでは建物は保護できません。

塗装後も清掃・洗浄や塗り替えなどのメンテナンスを実施しなければ、塗料の保護効果が薄れ、美観を維持することはできないでしょう。

外壁のメンテナンスを実施する理由として、「外壁の汚れ」が問題となり、メンテナンスのよい機会となることがあります。

今回は、どうして外壁が汚れるのかについて解説していきましょう。

空気中の埃やチリ

空気中には目に見えないような小さな埃やチリがたくさん含まれています。

どのような場所にも汚れが発生する理由も、空気中の埃やチリのせいです。長期間外部環境にさらされると空気中の埃やチリが外壁の表面に蓄積されていき、茶色や黒い汚れの原因となってしまいます。

クスミが少しずつ目立つようになると、知らない間に汚れた外壁になっていることがあります。

外壁塗装や高圧洗浄などで、外壁表面を定期的に清掃する必要があるでしょう。

雨(雨だれ)

雨が降った後は、汚れが落ちることもありますが、全て流れるわけではありません。

残った汚れや土、埃、チリは、雨の筋や雨だれとなって縦に黒ずみがついてしまいます。

雨だれは、窓枠や換気フードの下などによく発生します。油汚れなどと一緒になると除去しにくくなります。高圧洗浄機を使ってこびりついた雨だれ汚れを取り除いてしまいましょう。

排気ガス

自動車やトラックの通行が多く、停車する時間が長いとすす汚れや油汚れが外壁に付着します。

凹凸の多いデザインは、黒ずみが増え、雨が洗い流せない場所に蓄積していきます。

カビ

カビが根を張ると、外壁に黒ずみができ、湿気が多く日当たりの悪い場所で次々と繁殖していきます。

日陰が多く、草木などの自然環境が多い場所では、湿気も溜まりやすいのでカビが繁殖しやすい環境です。

藻や苔

カビとよく似ていますが、苔や藻の色は、緑や黄色などの明るい色も存在します。

湿気を好み、光合成を行います。藻や苔も胞子を飛ばして外壁に付着します。苔や藻は汚れにも見えますし、外壁材が腐食する原因にもなります。

錆び(金属製の外壁材)

鉄部や金属製の屋根材や外壁材を使用している場合は、錆び発生の可能性があります。

錆びは、黒や茶色、赤などの色が出て、建物を汚してしまいます。錆びを放置すると、錆びが広がり他の金属やモノにも錆びが移ることがあります。最悪のケースでは、錆びが広がって鉄部や外壁材に穴を開けてしまいます。

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