新築住宅や注文住宅では、屋根材や外壁材選びがとても重要です。建物全体の印象を決めるのも選んだ外壁材の色や種類によるところが大きいでしょう。

そこで今回は、主な外壁の種類と選び方などについて解説します。

外壁材の種類いろいろ

主な外壁材の種類についてご紹介していきましょう。

今現在主流となっているのが、サイディングボードです。サイディングボードは4種類に分かれています。

その4種類とは、窯業系、金属系、樹脂系、木質系です。

その他、昔ながらのモルタル外壁や丈夫で高級感のあるタイル外壁、軽量で耐久性の高いALC外壁などが選ばれています。

人気の外壁材から選ぶ

人気のサイディングボードから選ぶと失敗が少なく無難です。

あまりこだわりのない方も外壁材選びではサイディングボードを中心に検討するようにしましょう。

サイディングボードでも窯業系と金属系のサイディングボードは特に人気です。

その次には昔ながらのモルタル外壁が続いています。

・窯業系サイディングボード

施工単価の目安は3500～5000円です。塗装や補修などのメンテナンスは10年に一度は実施する必要があるでしょう。

外壁材では最も選ばれているため、高い人気を誇っています。コストパフォーマンスにも優れています。

色選びや意匠性の高い外壁を選ぶ際にも窯業系サイディングボードがおすすめです。

・金属系のサイディングボード

施工単価の目安は4000～6000円です。塗装や補修などのメンテナンスは10～15年に一度は実施する必要がありますが、耐久性の高い外壁材です。

メンテナンスの頻度が少なく、寒冷地では凍害やひび割れのリスクを減らすことができますので、窯業系のサイディングボードに次いで選ばれることの多い外壁材です。コストは上がりますが、錆びに強い素材を選ぶことができます。

・モルタル

施工単価の目安は1500～4000円です。塗装や補修などのメンテナンスは5～10年に一度は実施する必要があります。施工価格が安く、自由度が高く意匠性の高いデザインを選ぶことができます。継ぎ目がなく、多彩なデザインで施工することができるので高い人気があります。

選び方のポイントについて

トータルバランスに優れた外壁材を選ぶなら、現在の主流となっている窯業系サイディングボードがおすすめです。デザインも色も豊富です。なおかつ手頃な価格で施工できるので、高い人気があります。

実際に施工した後も一定の品質が保たれているため、施工ミスやトラブルなどが少なくなっています。

自由なデザインや意匠性を重視するなら、モルタルや漆喰などがいいでしょう。しかし、施工方法により品質にばらつきが出ることがあります。建物の雰囲気に合わせる必要があるでしょう。

耐久性の高さを重視するならガルバリウム鋼板製の金属系サイディングボード、メンテナンスをあまりしないのであれば、耐久性の高いタイル外壁を選んでください。耐久性の高い外壁材は、コストも高くなっていますので、予算に合わせた外壁材選びを行う必要があります。

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