塗料の親水性とは

2026年01月01日

屋根塗装や外壁塗装で、機能性の高い塗料の中でも親水性の高い塗膜を作る塗料は、汚れが付きにくいだけではなく、水で汚れを洗い流す効果の高い塗料のことです。

屋根や外壁の塗膜には特に親水性が重要です。低汚染性塗料、光触媒塗料、セルフクリーニング効果の高い塗料などが、全て親水性を保持していることが多いのも偶然ではありません。

親水性とはどういう意味?

塗料の解説でよく聞く「親水性」とはどのような意味があるのでしょうか?

塗膜に高い親水性があると、水がついたときに、薄く広がって水の膜を作ります。こうした状態は、塗膜の表面が水になじみやすい、ということを表しています。これが、親水性が高い、という意味になっています。

親水性の逆は撥水性になりますが、撥水性が高いと水滴は玉のように丸くなり、雨水を弾きます。

親水性があるとなぜよいのか?

屋根や外壁の塗装で、親水性の高い塗膜は、チリや埃、汚れなどを寄せ付けず、セルフクリーニング効果が高いとされています。

汚れが一時的に付着したとしても、雨が降った時に雨水が塗膜となじみ、汚れの下に入り込んで浮かせるような状態になります。

雨は一時的に塗膜につくのではなく、上から下へと流れていきますので、浮いた汚れと雨水が一緒になって流れていきます。

親水性が高いと、このようなセルフクリーニング効果が働き、外壁塗膜に汚れがつきにくくなるだけではなく、塗膜の保護機能が長期間持続することがわかっています。

しかし、雨が降らないと親水性が発揮できないのは当然です。

一年中適度に雨が降る地域であれば、親水性の高い塗料を塗装すると、親水性効果により降雨時に塗装面の汚れが落ちますので、いつもきれいな状態を保ってくれます。

油汚れにも強い

親水性が高いと油汚れにも強くなります。撥水性の高い塗膜は、雨と汚れを一緒に洗い流してくれますが、油汚れとなると、撥水性では洗い流す効果が発揮できません。

油分や油膜などは親水性の高い塗膜のほうが洗い流しやすく、高い効果が出ます。

屋根や外壁の塗膜には、親水性の高い塗膜が必要とされていますので、塗料の性能の中でも強くアピールされています。

親水性の高い塗料は、水性で耐久性も耐候性も高いだけではなく、超低汚染性を持つ環境にも配慮した高機能性塗料が数多くラインナップされています。

メンテナンスの手間や回数を省き、長期間美しい塗膜を維持できるのは、高い親水性を持つ高機能性塗料の大きなメリットでしょう。

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