20年以上長持ちするオートンイクシードとは

2023年12月15日
長持ちするシーリング材

シーリング材を点検して3年以内でひび割れや縮みなどの劣化症状を発見してしまったら、耐久性の高いシーリング材に打ち替え(交換)工事を行ったほうがいいでしょう。

寿命が20年以上ある代表的なシーリング材といえば、オートンイクシードです。

寿命が短いシーリング材

サイディングボードを外壁材に選ぶ場合は、シーリング材にも気を遣うべきでしょう。

サイディングボードのつなぎ目に使われているシーリング材は、雨水の浸入を防ぎ、揺れや振動などにも柔軟に対応し、サイディングボードがぶつかって破損することを防いでいます。

シーリング材は、柔らかく気温の差に応じて膨張や収縮を繰り返しています。耐久性の低いシーリング材を使っていると、施工後すぐに劣化しひび割れや剥離などの症状を引き起こします。

シーリング材の素材にまでこだわる方は、施工後にシーリング材のトラブルで悩むことはないでしょう。

特に今回取り上げるオートンイクシードを使う場合は、耐久年数が15~20年程度もあるため、外壁材の寿命に合わせて打ち替え工事を実施することができ、シーリング材のメンテナンス回数を減らすことができます。

耐候性と耐久性が高いオートンイクシード

これまでのシーリング材に含まれていた可塑剤は、柔軟性を高めるために必要でしたが、経年劣化が進むと弾性や柔軟性が失われ、シーリング材から分離します。その後、ボロボロに崩れてしまいます。

耐久性の低いシーリング材では、3年程度でこうした症状が見られます。

オートンイクシードは、独自開発の「LSポリマー」を使用し、可塑剤のように分離して流れていかないので、弾性を長期間維持することが可能になりました。

オートンイクシードは、接着力や伸び率も高くなっていますが、外壁の強度などにも対応し、シーリング材が剥がれたり、割けたりする現象を予防できます。強度や耐久性などでは程よいバランスを保ちながら長寿命を保つことに成功しています。

オートンイクシードの施工価格

シーリングの工事は、打ち替えと打ち増しがあります。

古いシーリング材を取り除いて施工する場合は、打ち替え工事となります。

打ち替え工事の場合

一般的なシーリングの打ち替え工事の場合、1メートルあたり700~1200円が施工相場の目安です。

オートンイクシードの打ち替え工事なら、1メートルあたり1200円前後が施工価格の目安です。

打ち増し工事の場合

一般的なシーリングの打ち増し工事の場合、1メートルあたり500~900円が施工相場の目安です。

オートンイクシードの打ち増し工事なら、1メートルあたり900円前後が施工価格の目安です。

これらの費用の他、場所によっては足場の設置費用が追加されることがあります。

シーリングの打ち替え工事などは、屋根や外壁の塗装工事と同時に行うと効率もよく、コストダウンにつながります。

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